2017年11月19日日曜日

水連四十年史より、日名子実三の矛

先日、地元で行われましたイベント、マーケット日和に出店し、私の古本のコレクションを一部販売しました。
当日は、かなりの人出で、娘と共に楽しい一日を過ごしました。

売ってばっかりでは寂しいので、私も購入したのがこの「水連四十年史」。
100円で購入しましたが、売主は手放したくなさそうでした!

大正13年に創立した日本水泳連盟の歴史が書かれた本です。
その冒頭に、水連のシンボルマークの説明が書かれていました。
『日本水連のマークは昭和6年、第1回日米水上が神宮プールで開かれ、各種目に一流彫刻家の手になる優勝トロフィを出し、4百リレーのは日名子実三のネプチューンのホコであった。(写真)そのホコの先端の形を水の文字に図案化し。この年から公式マークとして使用しだした、』
とあります。
水連のシンボルマークは、日名子の作品をモチーフに作られたのですね。

ただ、日名子がデザインしたサッカーJFAの八咫烏は現在も使用されているのですが、現在の水連のマークはこの形ではありません。
少し、残念。

ちなみに第一回日米対抗水上競技大会は、日名子のメダルも使用されています。
また、そのネプチューンとホコをモチーフとした早慶対抗水上競技大会のメダルもあります。

上記の記事にあるように、第一回日米対抗水上競技大会の各種目のトロフィ制作に彫刻家が参加したことに興味がわきます。
どんな作家が参加し、どんな作品を作ったのでしょう?

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