2014年5月31日土曜日

板垣退助の銅像

5月21日が板垣退助の誕生日だとかで、高知市では、本日「板垣退助生誕祭」が行われているそうです。
地元岐阜にも、板垣退助と関係深い場所があり、今日はそこに行っていました。
そことは、岐阜城下、岐阜公園内にあります。
板垣退助が「板垣死すとも自由は死せず」と言ったとされる「岐阜事件」の跡地であり、現在は板垣退助の銅像が建っています。




実はこの銅像、建立時と形状が違うんですね。
戦時の金属回収令で撤去され、後に再建したのだそうです。
では、大正6年の建立当時はどんな形だったか、当時の絵葉書を紹介します。


現在は、右手を上げ、左手に杖をついている状態ですが、戦前の銅像は、壇上で演説を行なっているかのような姿です。
戦前の方は、より自然で、リアリティーを感じさせる像になっています。、
顔つきも、現在より老けて見えますね。
その為か、より貫禄を感じます。
ただ、この台座を含め、背景になっている金華山の森が現在も変わりなくあって、ちょっと嬉しいですね。

この土佐の上士が、自由民権という不可思議な概念をもって政治を行おうと至ったわけが知りたいですね。彼の思想のベースはどういったものだったんだろう?

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